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アングロサクソン・ミッションとUFO その3

支配層の計画

■スペインかぜの患者でごった返すアメリカ軍の野戦病院。

 

 『スペインかぜ(Spanish Flu)』または『スペインインフルエンザ』は、1918~1921年に世界各国で流行し、数多くの死者を出したインフルエンザによるパンデミックの俗称です。

 当時における世界人口の4分の1に相当する約5憶人が感染したとされ、死者数は(不確かながら)1700万人~5000万人に及んだそうです。

 

 スペインが最初の発生源ではなく、第1次世界大戦時は中立国のスペインだけが情報統制がされておらず、流行が大きく報じられたので、『スペインかぜ』と名付けられたとか。

 

 発生源は所説ありますが、大戦中の戦争当事国がこの病気を隠蔽したことにより、被害が拡大したのは事実です。

  新型コロナウィルスも、武漢市における中国政府の情報統制によって初動が遅れ、被害が拡大したといわれています。

 

 ……人類というのは、なかなか歴史に学ぶことができない生き物なのかもしれません。

 

●画像引用 Wikipedia

 『アングロサクソン・ミッションとUFO その3』は、陰謀論動画『アングロサクソン・ミッション』で言及された支配層(この場合は証言者が出席した会議にいた人々)の陰謀についての考察です。

※なお、『その3』でもUFOの話題は全くありません。

m(_ _)mスマン

 

 証言者は、映画の脚本にように陰謀が計画されていると語りました。

 その流れは以下の通りです。

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①限定的な核戦争戦術核兵器が使用される)

 イスラエルイランを攻撃し、その後、停戦となる。

 同時に全ての欧米諸国で国民に対して(各政府軍による)強力な支配体制が敷かれるようになる。

 

パンデミック(広範囲に及ぶ流行病)

 中国が生物兵器で攻撃を受ける。

 その生物兵器はインフルエンザのような病気であり、世界中に広がる。

 

第3次世界大戦

 上記の後、第3次世界大戦が起こる。

 その時までに戦争や疫病、あるいはそれらに関連した様々な非常事態によってインフラなどの社会機能が停止に追い込まれ、世界人口の約50%が削減される見込みとなる。

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 こうした陰謀について、具体的な日程は定まっていないようですが、『順番』は重要視されているそうです。

 上述した流れで言えば、③の第3次世界大戦が先に起こってはダメで、②のパンデミックがその前に発生する必要があるのです。

  過去のパンデミックの歴史を振り返ると、『スペインかぜ』は第1次世界大戦の終盤に流行しました。

  支配層もそれを狙ってか、限定的な核戦争で数百万人の人々が死亡し、世界が混乱した後で、ウィルスをばら撒いてさらに人口削減を進めたかったようです。

 ただ、第3次世界大戦の後にパンデミックが起きた方がより効率的に人口削減を狙えるでしょう。

 敢えてそうしないのは、大戦を『人口削減の最終イベント』としておきたい理由があるからでしょうか……。

 まあ単純に考えて、この場合はさすがに支配層の手に余るほどの致命的な事態になってしまうと想定したからかもしれませんが。

 

 次の章からは、実際の世界情勢が支配層の計画通りになったかどうかについて見ていきたいと思います。


【備考 日本について】

 

 アングロサクソン・ミッションでは、僅かながら日本についても言及されている。

 急成長を遂げていた中国に対し、日本はそれを鈍化、もしくは挫折させるような何かの計画(中国の金融を日本が混乱させること?)を実行するよう支配層から仕向けられていたとのことだ。

 ただし、日本政府はこの計画に気が進まないようだとも証言者は語っていた。

 この発言は、(大東亜戦争後の)日本もなんらかの工作活動に加担してきたという可能性を考えさせる。

 中国では邦人がスパイ容疑で拘束されることがあるが、容疑者の背後には日本政府だけでなく、(究極的には)欧米の権力者たちもいると中国政府は考えているのかもしれない。

イスラエルとイラン

Israel(イスラエル)

 画像はイルミナティカード『Israel(イスラエル)』です。

 イスラエルは、中東のレバントに位置する共和制国家です。

 シオニズム運動を経て1948年5月14日に建国されました。

  覇権国家といわれるアメリカも、イスラエルには異常なほど気を遣っています。

  アメリカを拠点とする政治・金融アナリスト――伊藤貫氏によると、アメリカの政治献金の約半分がユダヤ系で占められ、それ故に米軍が中東に縛り付けられているそうです〈注2〉。

 

 代表的なユダヤ財閥であるロスチャイルド家が、イスラエルに多額の支援をしたのは有名な話です。

 また、『設立当時のFRB(連邦準備銀行)の株主〈注3〉』には、ロスチャイルド銀行他ユダヤ系の金融機関が多数入っており、それは現代でもさほど変わっていないと思われます。

 となれば、アメリカがイスラエルという国家を尊重せざるを得ないのは無理もないことでしょう。

 

 陰謀論系の文書になりますが、『ローゼンタール文書〈注4〉』において、ユダヤ人『ハロルド・ウォーレス・ローゼンタール』は以下のようなことを語っていたそうです。

 

"Americans have not had a presidential choice since 1932. Roosevelt was our man; every president since Roosevelt has been our man."

「1932年以降、アメリカ人は(自分たちの)大統領を選べていない。(フランクリン)ルーズベルトは我々(ユダヤ)の手下だった。(そして)ルーズベルト以降の大統領は全て我々の手下だ」 

  

 現代世界の覇権国家は本当にアメリカなのか……? 

 そんなことを考えさせられます。

 

●画像引用 STEVE JACKSON GAMES

ガーセム・ソレイマーニー(司令官)

 ガーセム・ソレイマーニー氏(1957年3月11日~2020年1月3日)は、イランの軍人(イスラム革命防衛隊司令官)です。

 数々の軍功によって若いうちから昇進を果たした人物ですが、非人道的な戦術(端的に言えば『干殺し作戦』)や化学兵器の使用も指示したことがあるといわれています。

 

 メディアでは『イランの英雄』と報道されることが多いですが、それは『イランの体制派にとってのみ』という話もあります。

 国内外で民主化を求めるイランの反体制派から見れば、ソレイマーニー氏は抑圧的独裁政権の暴力的象徴であり、彼の死を喜ぶ人々の映像がSNS上に出回りました。

 

●画像引用 Wikipedia

 それでは、まずは①(イスラエルとイランの紛争)から見ていきましょう。

 

 この会議では、取り分けイスラエルのことが重要視されていたようです。

 証言者は「まるでイスラエル政府がそこで話し合われていることに関係していて……」と語っていました。

 上記の会議の後、イスラエルはイランが援助していた『ヒズボラ(レバノンのシーア派イスラム主義の政治組織)』のレバノン内にある基地をいくつか攻撃したそうです。

 イスラエルがイランに攻撃を仕掛けることで、イランまたは(イランの支援国である)中国〈注1〉に報復させることが目的だとか。

 

 イランが秘密裡に核兵器を所有している可能性も考えられていましたが、支配層にとってそれは大した問題でなく、むしろ使用することが望ましいようです。

 証言者曰く、核兵器を使用するのはイランでも中国でもよい――とにかく中東における限定的な核攻撃の応酬を経て、停戦させる計画を支配層は企てていたとのことです。

 また、「彼ら(支配層)としては『史上始めて戦術核兵器を使用したという罪』をいずれかの国に被せたかった」とも言っていました。

 

 この意図としては、各国の国民に不安を煽り、より統制的な社会に向かわせることにあるようです。

 中東で大量破壊兵器の代表である核兵器が使用された場合、世界中の人々はこの地に対して恐怖の目を向けるでしょう。

 そしてテロリズムをより警戒するようになり、自分たちの政府に対して強力な警備を求めることになるでしょう。

 こうして、各国政府は国民より『大義名分』を得て、統制社会を実現させ易くなるのです。 

 

 上記の展開が、②の『パンデミック』が発生する前に『起こるべき出来事』ということになるのですが、実際はどうだったでしょうか。

 

 新型コロナウィルスの発生は2019年11月とされています。

 その直前の2019年10月11日、サウジアラビア沖の紅海を航行していたイランの石油タンカーに2発のミサイルが撃ち込まれました。

 この時、船体が破損したものの沈没はせず、乗組員にも怪我はなかったそうです。

 10月16日、イラン政府は上記の件についてイスラエルが関与しているという見方を強めました。

 関係筋の話によると、当時のイランがサウジアラビアに対して融和的な傾向があったため、両国の接近を嫌がったイスラエルがこれを妨害する目的でサウジアラビア沖で攻撃を仕掛けたという見方を示したとのこと。

 

 もっとも、この事件によってイスラエルとイランが戦争をすることになったわけではありません。

 アングロサクソン・ミッションで言及された予定では、両国が戦争(限定的な核戦争)をした後に停戦し、それからウィルスがばら撒かれることになっていました。

 そういう意味では、予定通りには進んでいないと言えます。

 最近のイランの紛争と言えば、イスラエル関連よりはむしろアメリカ関連の方が記憶に残っているでしょう。

 

 2020年1月3日、イランで英雄視されている(とされる)ガーセム・ソレイマーニー(Qasem Soleimani)司令官〈注:左画像参照〉が、イラクバグダード(バグダッド)で米軍の空爆により殺害されました。

 これに対し、イランは報復としてバグダードにあるアメリカ大使館にロケット弾を撃ち込みました(1月5日)。

 1月8日になると、イスラム革命防衛隊が国営メディアを通じて「シオニスト体制は犯罪国家の米国と一体だ」として、イスラエルも攻撃対象に含まれると示唆しました。

 イスラエルが攻撃されれば、米国を巻き込む大規模紛争に至る可能性が生じますが、結果としては(緊張状態になりましたが)こちらもそうなってはいません。

 

 アメリカとイスラエルが近しい関係にあるのは以前からであり、2020年時点のトランプ政権でもそれは同じです。

 ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump)大統領も、エルサレムをイスラエルの首都として認めるなど、イスラエルに肩入れしています。

 

  トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・コーリー・クシュナー(Jared Corey Kushner)氏が、『ユダヤ人・ユダヤ教徒』であるのはよく知られていますが、大統領の親イスラエル的な政治姿勢はそれだけが理由というわけでもないようです。

 彼の父フレッド(Frederick Christ "Fred" Trump)の友人でもあったイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相(2020年7月時点)とは旧知の仲だったとか。

 そうなると、トランプ大統領とユダヤ人コミュニティとの繋がりはかなり深いと思われます。

 

  ガーセム・ソレイマーニー司令官が殺害された頃には、新型コロナウィルスは中国の武漢市にて猛威を振るっていました。

 そういう意味では、アングロサクソン・ミッションで言及された『計画』とは余り関係がないかもしれません。

 ただ、上記の情報を敢えてアングロサクソン・ミッションの話に無理やり当て嵌めると、『イランを攻撃する役割』は、(イスラエルの代理者として)アメリカでもよかったような気がします。

 結果としては、新型コロナウィルスが発生する直前、そして流行し始めた時期にイラン側が攻撃を受けたという事実はありました。

 『限定的な核戦争』が起こることはなく、それを契機とした強力な支配体制が敷かれることもありませんでしたが……。

 

 このことは、支配層の予想が外れたことになるのでしょうか。

 それとも……?


【注釈 1~4】

 

■注1 イランの支援国である中国

  2006年に中国はイラン最大の貿易相手国となった。

 

■注2 伊藤貫氏の発言(アメリカの政治献金の約半分がユダヤ系で占められる)

 Youtube動画(2019月10日26日)における水島総氏(日本文化チャンネル桜代表取締役社長)との対談での発言より引用。

 

■注3 設立当時のFRB(Federal Reserve Bank/連邦準備銀行)の株主

 設立当時のFRBの株主は以下の通り。現在、株主は非公開になっている。

 以下の10の金融機関のうち、チェース・マンハッタン銀行以外はユダヤ系金融機関。

 リーマン・ブラザーズは2008年9月に破綻。

 チェース・マンハッタン銀行は2000年にモルガン銀行と合併し、現在のJPモルガン・チェース銀行となっている。

 

 ●ロスチャイルド銀行(ロンドン)

 ●ロスチャイルド銀行(ベルリン)

 ●ラザール・フレール(パリ)

 ●イスラエル・モーゼス・シフ銀行(イタリア)

 ●ウォーバーグ銀行(アムステルダム)

 ●ウォーバーグ銀行(ハンブルグ)

 ●リーマン・ブラザーズ(ニューヨーク)

 ●クーン・ローブ銀行(ニューヨーク)

 ●ゴールドマン・サックス(ニューヨーク)

 ●チェース・マンハッタン銀行(ニューヨーク) ※ロックフェラー系

 

■注4 ローゼンタール文書

 米国の保守派月刊誌『ウエスタン・フロント』の取締役兼編集長ウォルター・ホワイト・ジュニア氏が、1976年にニューヨークの大物上院議員ヤコブ・K・ジャビッツの最高秘書官だったハロルド・ウォーレス・ローゼンタールにインタビューした内容が元になった文書。

 上記において、ローゼンタールはユダヤ人が米国の政治とマスコミを完全に支配していることなどを語った。

 このインタビューを行ってから間もない頃、ローゼンタールはイスラエル旅客機ハイジャック未遂事件に巻き込まれて死亡。

 インタビューを行ったウォルター・ホワイト・ジュニア氏も、この文書を公表した翌年に銃で撃たれて殺害された。

 ローゼンタール文書は『偽造文書』という説もある。

 確かに文書におけるローゼンタールはやたら秘密を喋り過ぎているが、アメリカにおいてユダヤ系が政治・経済・メディアなどにおいて力を持っているのは事実である。  

 

 なお、ローゼンタール文書は以下のサイトに詳しく書かれている。

★http://www.marino.ne.jp/~rendaico/judea/hanyudayasyugico/rozentarubunsyoco.html

中国とパンデミック

Plague of Demons(悪魔の疫病)

 上の画像は、都市伝説界隈ではすっかり有名になったイルミナティカード『Plague of Demons(悪魔の疫病)』です。

 このカードのイラストには、有角の悪魔や飛び回る蝙蝠などが描かれています。

 新型コロナウィルスは蝙蝠が発生源だといわれていること、また背景の建物がアメリカの国会議事堂を模した武漢のホテル(カードの下画像参照:建設が中断したため現在は廃墟)に似ていることから、 このカードは新型コロナウィルスのことを予言していると噂されるようになりました。

 

●画像引用 STEVE JACKSON GAMES

Lab Explosion(研究室の爆発)

 新型コロナウィルスに関連し、上記のイルミナティカード『Lab Explosion(研究室の爆発)』も有名になりました。

 爆風として描かれた黄色の部分が武漢周辺の地図に似ており、中央のオレンジ色の部分が武漢市ではないかといわれています(下画像参照)。

 こじ付けのような感じがしなくもないですが、実際に武漢市には『中国科学院武漢ウイルス研究所』があり、その付属機関である『中国科学院武漢国家生物安全実験室(国立生物安全実験室)』からウィルスが流出した可能性が高いという説もあるようです。

 

 アメリカ人学者のスティーブン・モシャ―氏は、『ニューヨーク・ポスト(2020年2月22日付け)』にて「異様拡散したコロナウイルスは中国のウイルス実験所から流出した公算が強い」と題する寄稿論文を発表しました。

 同様の意見を述べる他の識者たちもいますが、これが事実だったとしても、中国政府が認めることはないでしょう。

 

●画像引用 STEVE JACKSON GAMES

武漢経済圏

●画像引用 中国武漢経済圏進出支援

Epidemic(伝染病)

 上画像のイルミナティカード『Epidemic(伝染病)』には、『QUARANTINE(隔離/検疫)』という文字が大きく描かれています。

  各国が新型コロナウィルスの対策として隔離や検疫を進めていることを考えると、その状況を暗示しているといえるかも?

 

●画像引用 STEVE JACKSON GAMES

 続いて②(パンデミック)の件について見ていきましょう。

 

 アングロサクソン・ミッションで言及された計画では、限定的な核戦争の勃発とその停戦を経て、欧米諸国で強力は支配体制が敷かれた後に、中国にインフルエンザのような生物兵器をばら撒くことになっていました。

 急成長する中国の経済力や軍事力を警戒したのが理由のようです。

 その生物兵器は中国人の遺伝子を標的として改造されたものであり、会議に出席した人々は「中国が風邪をひくんだよ」と笑っていたとか……。

 

 これが新型コロナウイルスのことを暗示しているのかどうかはわかりません。

 ただ、上記のウィルスのことを予言したといわれるイルミナティカードがあったので、左側に並べてみました。

 すでに複数のブログやメディアなどで紹介されているカードであり、ご存じの方も少なくないでしょう。

 それでも、アングロサクソン・ミッションの内容と比較しながらこれらのイルミナティカードを考察してみるのも興味深いと思いますので、よろしければご一読ください。

 

 話をアングロサクソン・ミッションに戻します。

 ビル・ライアン(アングロサクソン・ミッションのプレゼンター)は、その伝染病(生物兵器)が欧米にも広まる危険はないのかと証言者に訊いたところ、彼は「わからない」と答えました。

 ただ、中国からの報復があり得ること、あるいは生物兵器が特定の人種を標的にしていたとしても、感染が拡大していくうちに制御不能になる可能性があるとも言っていました。

 

 『①の限定的な核戦争』と『②のパンデミック』が起これば、多くの人々が死に追いやられます。

 各国の国民はパニックとなり、もうこの時には欧米諸国で全体主義的な体制が敷かれているというわけです。

 そして①と②を経て、第3次世界大戦という本格的な核戦争が導かれるとのことでした。

 

 先述した通り、新型コロナウィルスが流行する直前、そして流行中の現在(2020年7月時点)でも、該当の期間中に限定的な核戦争は勃発していません。

 上記のウィルスはパンデミックとなったものの、国ごとに被害状況が異なっているようです。

 

 報道されている情報を信じるなら、日本では(死者数の集計に疑惑はもたれているものの)致死率はかなり低いようです。

 一方、発生国である中国、アメリカ・南米・ヨーロッパなどでは比較的被害が大きいようです。

 なお、中国での死者数は2020年4月17日時点までで4632人と発表されていますが、こちらは統計に疑いを持たれており、実際の死者数はずっと多いといわれています。

 

 もし、アングロサクソン・ミッションで言及された生物兵器が新型コロナウィルスであり、それが中国人(だけ?)を標的にしていたとすれば、この状況は『制御不能』になったということになるのでしょうか。

  

 別の見方もあります。

 実は新型コロナウィルスは、(感染力は強いものの)インフルエンザウィルス並みか、それ以下の脅威でしかなく、死者数を水増ししているという説です。

 その目的は、恐怖を煽ってワクチン接種を強制することであり、支配層はそれを通してマイクロチップを人々に埋め込もうという意図があるとか。

 最近は体内で溶けるタイプのマイクロチップの開発も進んでおり、このようなチップは体から取り出すことが困難になります。

 こうして支配層以外の人類は、支配層の家畜にされていくというわけです。

 

 上記はあくまで陰謀論的な見解です。

 こっそりマイクロチップが埋め込まれるというのは言語道断な話ですが、これ自体に有益な部分(健康管理など)があるのは事実でしょう。

 ただ、(未来において)このようなマイクロチップが当たり前の社会になり、ブログ主が「チップを体内に入れろ」といわれたとしたら、拒否反応を示します。

 科学の発展に期待するなら、取り外し可能なブレスレットなどでマイクロチップと同じ機能を実現できるよう模索してもらいたいものです。

 その方が一般人には受け入れ易いでしょうからね。

 

 こうした陰謀論が語られる理由の1つとしては、マイクロソフト社の創設者であるビル・ゲイツ氏が、2010年に『TED(Technology Entertainment Design)』というアメリカで毎年行われている大規模な世界的講演会において、「ワクチンで人口削減が可能」という旨のことを語っていたからです〈注5〉。

 また、同じくTED(2015年)にて、彼は『アウトブレイク(疫病の流行)』を予言したともいわれています。

 ゲイツ氏の真意は不明ながらも、実業家として大成功を収めた彼の発言は、様々な憶測を呼んでしまうのでしょう。

 

 アングロサクソン・ミッションには、2009年に『メキシコ・インフルエンザ』と呼ばれる豚インフルエンザが発生した際、支配層の中には『WHO(世界保健機関)』にパンデミック宣言をさせてワクチン投与を展開させたかった者たちがいたという話もありました。

 メキシコ・インフルエンザの時にはそうならなかったので、「内輪もめがあったのでは」とビル・ライアンは述べていましたが、支配層にとってはパンデミックとワクチン投与はセットなのかもしれません。

 第3次世界大戦を起こす直前には、より強固な管理体制を築いておきたいという意図があるのでしょうか。

  

 ただ、現実には支配層の思惑通りにはなっていないようです。

 繰り返しとなりますが、彼らの予定では、パンデミックの前に限定的核戦争によって強力な支配体制が敷かれているはずでした。

 そしてパンデミックが発生した後は、限定的核戦争からの累計で約50%の人口削減が進められる見込みなのですが、新型コロナウィルスについては(今のところ)そこまでの脅威を示していません。

 

 現状は、日本も含め各国において緊急事態宣言は出されたものの、夏場に入ってからはそれが解除され始めています。

 自粛期間が解除されたことにより、再び感染者数は増加傾向にありますが、経済活動を完全停止させるほどの状況にはなっていません。

 もちろん、今後の秋から冬にかけて新型コロナウィルスが活発化したり、あるいは新たな殺人ウィルスが流行したりして、それらによって数多くの人々が犠牲になる可能性はあります。

 上記のウィルスによって、(戦争が理由ではないですが)世界全体が統制的な社会になってしまうこともあり得るかもしれません。

 ただ、今後の情勢がこのような展開になったとしても、アングロサクソン・ミッションで言及された支配層の計画はかなり狂ってきているような気もします。

 

 この陰謀論動画で語られたことが真実だとしたら、現状に対し、支配層の脳裏には何が思い浮かんでいるのでしょうか。

 計画のズレも想定の範囲内なのか、それとも大幅な修正が考えられているのか…………。

 

 では、今回はここまでです。

 次回は、アングロサクソン・ミッションと呼ばれる計画の真意について探っていきたいと思います。

 支配層は何故このような遠大な計画を実行しようとしているのでしょうか。


【注釈 5】

  

■注5 ビル・ゲイツ氏の発言

 

 ビル・ゲイツ氏は、TED(2010年)にて『ゼロへの革新』と題した演説を行った。

 その中で以下のような発言をした。

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 First, we've got population. The world today has 6.8 billion people. That's headed up to about nine billion. Now, if we do a really great job on new vaccines, health care, reproductive health services, we could lower that by, perhaps, 10 or 15 percent, but there we see an increase of about 1.3.

 まずは人口(の件)です。現在の世界人口は68億人です。それが約90億人まで増えようとしています。直ちに新しいワクチン、ヘルスケア(健康管理)、リプロダクティブ・ヘルス・サービス(妊娠・出産・避妊など生殖に関係する医療サービス)の提供が上手く進めば、もしかしたら、10~15(%)ほど人口を減少させることができるかもしれませんが、それでも約13億人の(人口)増加が見られます。

 

★参考

 国連によると、2050年までに世界人口は90億人を突破するという。

 この90億人から(ゲイツ氏が言う)10%を引くと81億人。

 81億人(2050年時点で予測される世界人口)から68億人(2010年時点の世界人口)を引くと13億人となる。 

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 また、2015年のTEDにおけるゲイツ氏の講演のタイトルは以下の通り。

 

『The next outbreak? We’re not ready(次の疫病大流行? 私たちはまだ準備ができていない)』

 

 この講演において、ゲイツ氏は、私たちの世代が最も恐れ準備を進めるべきなのは『戦争による核爆弾』ではなく『空気感染するウイルス』であることを語った。

 上記の発言について、疫病を予言したゲイツ氏は『慧眼』だったと見るべきか、それとも……。

参考・引用

■参考文献

●ILLUMINATI New World Order  STEVE JACKSON GAMES

●世界経済全史 宮崎正勝 著 日本実業出版社

 

■参考サイト

●AlphaZebra(Youtube) ※アングロサクソン・ミッションの動画

●アングロサクソン・ ミッション ビル・ライアン プレゼンテーション原稿 

●アングロサクソン・ミッション:証言者オーディオ・インタビュー原稿

●Wikipedia

●ニコニコ大百科

●ピクシブ百科事典

●コトバンク

●2019年のその他中東情勢に関する資料

●2020年のイラン情勢に関する資料

●♪高校生のブログ♪柏発信

●ローゼンタール文書

●Newsweek(日本版)

●GOSSIP REPOSITOIY

●menslog

●中国武漢経済圏進出支援

●Japan In-depth

●幻冬舎 GOLD ONLINE

●ロックフェラー対ロスチャイルド